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現在、様々な健康法が存在します。


現代科学が進んだ昨今に於いて、統計的手法を用いずに中央平均値的効果が出せない方法の一つに東洋医学があります。


当時、北京や天津に研修に行った時、漢方薬が日本とまるっきり違っていたり、


同時に鍼の形状や長さ、やり方や場所なども日本とは全く違いました。


理論を継承しているのにも関わらず、解釈が違い、一体ゼンタイ治療効果はあるのか?と疑う日々でした。


しかしながら、阿是穴という、ここが凝っているという場所に鍼を刺すと改善したり、


体表の中で、ここを押すと痺れが治るような気がする場所に鍼を刺すと確かに痺れが止まるのです。


そう云ったことの経験は間違いではなく、しかしながら、多様過ぎる症状と選択場所によって理論を外れてしまい


日和見対処法となってしまい、非科学的方向へと進んでいくのです。


つまり、経験医学とは100%の治療満足度を得る反面、どうしても個人の主観に頼らざる負えず、


科学的統計がとりづらく、またサービス提供者の経験値や誘導などによってその後の流れが変わってしまうので


どうしても非科学的と云わざる負えません。


身体の小さな女性が鍼灸マッサージの世界に入ってきて資格を得た後に開業しますが、


大きな男の人の身体は疲れるから触りたくないという言葉を耳にして、あっけにとられました。


という事で、人間的な部分も統計に大きく左右されて、症例数nを正しく求めることも出来ないのが


多様化が進んでいる今の日本です。


そんなことで、きっとこれからも統計的結果に於る、科学医療の世界から異端児として見られ続ける事でしょう。



健康とは、本来生まれ持ったパフォーマンスを維持し続ける事を意味しますが、


仕事によって同じ姿勢や同じ筋肉、同じ考え方を行い続けることで、


身体の一部に負担や無理が掛かってきます。


肩凝りや腰痛などのように肉体的パフォーマンスの異常のみならず、


場合によっては頭痛のみならず心までもが風邪を引いたように病んでしまう事もあるでしょう。


そんな時に、安易に薬に頼りたくなりますが、長期に服用する事によって肝臓に負担がかかったり、


場合によっては神経伝達部分の破壊を招いてしまうリスクを、私は見ています。


何とか体に負担を掛けないで健康状態を取り戻せないかと考えていた時に


鍼灸治療やマッサージ治療に出会いました。


鍼治療は筋肉の過度の負担と血流障害による痛みを解消してくれます。


当然副作用はありません。


また灸治療は免疫力を高めて若さややる気などの免疫系統を取り戻させてくれます。


マッサージには気穴の滞りを改善し、リフレッシュした生き生きとした時間を取り戻す作用があります。


60分間1回の施術では完全な状態へと導くことはなかなか難しく、


しかしながら、患者の目標に向かって、スケール表などの評価表を用いながらも、


毎回治療方針を修正しながら最善の状態へと導いていけるように日々精進している所です。


食 息 動 考 における総合的視野を模索し続けます


なにとぞ南陽治療院をよろしくお願いいたします。


合掌

(*- -)(*_ _)ペコリ